今回は、アメリカ人旦那さん(当時は結婚していなかったので彼氏)との賃貸物件探し~契約までの体験についてお話します。
まず結論から言うと、
- 外国人の場合、ビザやある程度の収入があっても審査が通らない場合がある。
- 私たちの場合は、希望よりランクを落とした物件にした
- 書類は基本的に日本語で書くので、時間がかかる
- 印鑑は絶対にあったほうがいい
です。では、賃貸物件探し~契約までを時系列でお話します。
アメリカ人彼氏と同棲することに
1年間遠距離恋愛をしていた私たちですが、バヒヤが日本で仕事を見つけたので同棲することになりました。
- バヒヤは5年間の労働ビザをもっているが永住権はもっていない
- 私は仕事を辞めて無職
- 結婚はしていない
このときは、物件探しが大変になるとは思ってもいませんでした・・
物件探し(1)不動産A(仮名称)
バヒヤの会社と繋がりがある不動産Aで物件探しをすることにしました。
予め条件を伝えたうえで、いくつか候補の物件を紹介してもらいました。
- できれば2LDK
- 家賃は共益費入れて10万円前後
- 電車に乗ってとある駅まで15分以内
- 徒歩駅まで10分以内
- 築30年くらいまで
- バストイレ別
- 室内洗濯機置き場
上記の条件に当てはまった物件に内見に行きました。ダイワハウス、積水ハウスなどの築浅の物件でとてもきれいで「ここに住みたい!」と思えた物件に出会いました。その日のうちに契約申し込みをしました。
「婚約者さんの年収であれば審査に通ると思います。」
と不動産Aの方はおっしゃっていましたが、申し込みをした全ての審査が通らず。審査に落ちた理由も分かりませんでした。不動産の方の予測では、
契約者が外国人なので、
・万が一家賃を滞納して母国に帰ったときにお金を返してもらえなくなる
・近隣住民とトラブルになる可能性(マナーの悪さや騒音など)
・契約について十分に分かっておらず、守らない可能性がある
と物件を管理している会社やオーナーがこのようなことを考えて
いるのではないかとのことでした。
日本人でも同様のことが言えると思うので、ちょっと差別じゃないかなと感じてしまいました。
契約申し込みに必要だった書類など
以下が契約に必要だった書類です。
- パスポート
- 在留カード
- 収入を証明できるもの
- 印鑑
- キャッシュカードまたはクレジットカード(私たちはバヒヤのゆうちょのキャッシュカード)
- 緊急連絡先(できれば日本人。私たちの場合は私の母にしました)
- 預金の残高を証明できるもの(任意)
少しでも支払いができることを証明するために、私の銀行の預金残高が分かる書類を用意しました。
物件探し(2)エイブル
先程の不動産Aで後日改めて物件を探す予定でしたが、なるべく早く物件を見つけたいと思っていたので、エイブルで物件を探すことにしました。
不動産Aで物件の契約に至らなかった話をすると、ダイワハウスや積水ハウスの物件で審査が落ちているので、築浅人気物件を展開する管理会社のアパートは厳しいでしょうとのことでした。
その代わり、エイブルでは*サブリース契約をしている物件があるので、エイブルだけが紹介できる物件があったり、オーナーさんに直接交渉して審査が通る確率が少し上がる可能性があったりするようなことを言われました。
サブリース契約とは
サブリースの意味は「転貸」。サブリース契約とは、所有する賃貸物件を不動産管理会社に一括借り上げしてもらい、毎月定額の家賃保証が受けられる契約のことです。サブリース会社からは入居の有無に関わらず、オーナーに一定のリース料が支払われます。賃貸経営のリスクである空室リスクを回避する手段のひとつとされ、保証される金額は家賃相場の80~90%ほどとなっています。
内見
エイブルに紹介された物件は3つでした。
1つめは、築5年ほどの1LDKの物件(大阪梅田)
2つめは、築10年ほどの1LDKの物件(大阪梅田)
これらは立地の良い場所にあり築浅だったので、いいなと思ったのですが小さいと感じてしまいました。どちらの値段も共益費含めて9万円くらいでした。
3つめは、当時築20年ちょっとの2LDK、リノベーション済の物件(現在こちらに住んでいます)
現在住んでいる賃貸物件の内覧の様子はこちら↓
(1)間取りが書かれた紙を下さいました。
(2)玄関
掃除がされていたので綺麗でした。
(3)リビングまでの通路
(4)部屋1つめ
(5)部屋2つめ
(6)キッチン
3口コンロはありがたい!キッチンはリノベされていて綺麗でした。

(7)リビングのドア
肝心のリビングを取り忘れた;;

(8)トイレ
こちらもリノベされて温水洗浄便座になっていました。

実際に行って見てみないと分からないことがたくさんありました。現在住んでいる物件は、築浅ではないですが、リノベされて中身は綺麗だったり想像よりキッチンが広々していて使いやすかったりしたので想像以上に良かったです。
賃貸物件を探すときは、どうしても築年数や立地で判断しがちになってしまいますが実際に行って良くも悪くも気づくことはあると思うので物件に足を運んだほうがいいと思います。
内見が終わってから、すぐに審査にかけることになりました。
なんと書類には日本語で個人情報を記入しなければならなかったので、バヒヤは苦戦していました。また、印鑑も必要だったの事前に作っておいてよかったです。
緊急連絡先は、日本人がいいと言われたので【私の母の連絡先】にしました。
ちなみに、私の続柄は契約者の【婚約者】でした。
審査はその日のうちに通り、契約が決まってから3日後に入居しました。
- 物件の条件を伝えて候補を探してもらう
- 内見をする
- 契約を申し込む(各種書類必要)
- 契約が決まってから数日以内に初期費用を払い込む
- 契約成立
外国人彼氏と物件を探してみて
初めに行った不動産Aで、大手不動産会社の物件審査に通らなかったことには疑問を感じました。それは外国人だったから通らなかったのでしょうか?
真相は分かりませんが、もしかしたらオーナーや管理会社の懸念等で外国人は日本人より賃貸物件審査は通りにくいかもしれません。
エイブルは、オーナーさんに直接電話をかけてバヒヤの収入やビザを考慮して毎月家賃を払えることを伝えて下さったのでオーナーさんもOKしてくれたと思います。
オーナーさんは同じ物件の1室に住んでおり、たまに会うと挨拶しています。
外国人だからといって差別されるようなことはないです。今のアパートは住み心地がよくてとても気に入っています。きっとご縁があったのだと思います。
この記事がどなたかの参考になったら嬉しいです。