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【環境】なぜごみを減らさないといけないの?ごみを減らさないといけない理由と簡単に減らせるごみリスト

こんにちは!さくら(@Japamericanlife)です。

環境や動物を守るために「ごみを減らす」ことを始めました。今回は、なぜごみを減らさないといけないのかという理由と、簡単に減らせるごみリストを作りました。

なぜごみの量を減らさないといけないの?

まずは、なぜごみを減らさないといけないのか考えてみましょう。

ごみが増えると、

  • (ごみ処理時に)有害なガスが出て環境を悪くする
  • ごみを処理するときにたくさんのエネルギーを使うのでエネルギー資源を大量に使う
  • ごみが出れば出るほどお金がかかる
  • 埋立地がいっぱいになり新たな埋め立て地を作らないといけない
  • ごみが自然の中(土・海・川など)に溶け出して生き物に悪影響を与える
  • 災害などでごみが散乱し(ときには川や海まで)生き物に悪影響を与えたり、景観を悪くしたりする

という生き物・環境、人間…つまり地球全体に多大な悪影響が出てしまいます。

近年、日本は地球温暖化の影響で毎年のように大災害(大雨・台風など)が起こっています。海外だと、アメリカ・オーストラリア・ブラジルのアマゾンでの火災やインドネシアで津波が起こっています。ごみの量が増えていることで地球温暖化が加速して大災害をいくつも引き起こすことにつながる可能性が十分にあります。

一人ひとりが地球温暖化の促進に関わっている「ごみの量」を減らすことで、上記に書いた悪影響を減らすことができる可能性があります。他人事だとは思わずに「ごみの量」を減らす心がけをしてみませんか?

まずは、「ごみ」の問題についてご自身で検索してみて下さい。

「ごみ」の問題について分かりやすく書かれているサイトです↓

こども環境白書2011

日本財団

どんなごみを減らせる?

身近な物で簡単に減らせる物をご紹介します。そんなの知ってるよ!と思う物も出てくると思いますが、目を通していただけると嬉しいです。

ビニール袋

ビニール袋をエコバックに変えても環境に大差はないという人もいますが(むしろエコバックの生産や処分にエネルギーと資源を費やすとも(汗))、それでもエコバックを使うほうが個人的にはいいと思います。なぜなら、

  • 当たり前だと思っていたビニール袋の膨大な消費量に気づくことができる
  • ビニール袋を作るのに膨大なエネルギー・資源・人材を使う
  • ビニール袋を燃やすときに有害な物質が出る
  • 人が捨てたり災害で流されたビニール袋によって動物や自然に悪影響を与える

からです。

1つのエコバックを300日使えば、300袋分のビニール袋の消費が無くなります。バックはそんな簡単には壊れないので、もっと多くのビニール袋の消費が減ります。

私は2年間以上同じバックを使っていますが、まだ壊れていません。壊れるまで同じバックを使う予定です。

※しわしわですみません。以前は母親が使っていたので、年期はかなり古いです(笑)

ひもでぎゅっと縛れるので、中身を隠せます。バックから物が落ちないのもいいです。

こちらは美容室でいただいたバック↓

サイズ感が丁度よくて、くるくるとたためて小さくできるのでバックにかさばらずに入れることができます!

ホールフーズのバックは大きなポケットがあるのが意外と便利!

トレーダージョーズのバックは撥水素材なので雨の日に使っています。

バックは新しいバックを買う必要はなく、ご自身の家や実家にある大きめのバックを使いましょう。どこにもないという方は、洗ってもマイクロプラスチックの出ない素材のバックを買うといいと思います。

  • 同じエコバックを何度も使う
  • すでにバックを持っているなら買う必要はない

野菜や生ものを入れるポリ袋

ポリ袋を毎度もらうのは辞めましょう。水洗い可能な野菜や生ものをいれる袋がありますので、1度それを購入して長く使いましょう。

家にある布などを使って野菜や生ものをいれる袋を手作りするのもいいと思います!

サランラップ

サランラップも使い捨てで本当にもったいないです。そして食品ラップに使われている界面活性剤(ポリオキシノニルフェニルエーテル)は、神経や脳に影響がでる可能性があると言われているそうです。

私は繰り返し使えるシリコンラップと蜜蝋ラップを使い始めました。

柔軟性に欠けるのですべての食品に使うことは難しいですが、サランラップの使用量がだいぶ減りました。

ニトリのシリコンラップ

 

Superbeeの蜜蝋ラップ

コンビニでもらう割り箸・フォーク・スプーン・おしぼり

ごみになってしまう割り箸・フォーク・スプーン・おしぼりをもらうのを辞めましょう。1つ1つは小さくても、毎日何万人・何十万人の人がもらったらとんでもない消費量になります。幼稚園児や保育園児に戻った気分で、マイ箸・マイフォーク・マイスプーン・マイおしぼりを持参してみませんか?

 

紙皿・紙コップ

お花見やピクニックで使う紙皿や紙コップの消費ももったいないです。食べ終わったら公園などに捨てる人もいて景観や自然に悪影響が出ます。ぜひマイ皿・マイコップを使いましょう!

ちなみに今は簡単に洗えるレジャーシートもあるみたいです。

ペットボトル

「ペットボトルはリサイクルできるじゃん」と思う方がたくさんいらっしゃると思いますが、ペットボトルをリサイクルするのにも膨大なエネルギーと人材が必要になります。また、ペットボトルの消費が増えることで起こる悪影響もたくさんあります。

詳しいことはこちらのサイトに書いてあるので一読してみて下さい↓

リーフ茶の普及で、ペットボトルを減らそうキャンペーン

ペットボトルを減らすためにできることは、

  • マイボトルを持参する
  • リーフ茶を飲む

です。

一般的なティーバックはマイクロプラスチックが出るそうです。ティーバックで飲むならマイクロプラスチックが出ないタイプのものを選びたいですね。

ナプキン・おりものシート

私が買った南インドの布ナプキンのブランド「eco femme」のパンフレットによると、女性は一生のうちに125kgのナプキンを消費するそうです。半端ない量です( ゚Д゚)ちなみにインドで1年間のナプキン消費量はなんと123億個だそうです。

私はおりものシートを買うのを辞めて(おりものシート代わりに)布ナプキンを使うことにしました。生理のときも、血の量が少なくなる4~5日目は布ナプキンを使います。何度も使えるので(3~5年使えるようです)環境にとてもいいです。

たたんで小さくして袋の中に入れて持ち運んでいます。袋は私が幼稚園生のときにお母さんが作ってくれたものです(笑)

ボールペン

ボールペンも使い捨てタイプではなく、芯を変えるタイプを使いましょう。

今はスマホにもメモ帳があるので、メモ書き程度のことであればスマホのメモ帳に書いておくのもいいですね。

カップ麺

環境のことを考えるようになってカップ麺もあまり買わなくなりました。カップもごみになりますし、食べ残しの汁を捨てるのも環境に悪いし排水溝の汚れに繋がります。

どうしてもカップ麺を食べたいなら、リフィル用マグカップがあるのでそちらを買ってみたらいいかもしれないです。ゴミが減ります。

コロナでお家時間が増えて読書をする時間が増えた方もいらっしゃると思います。読みたいと思う本を買う前に図書館に行ったり、中古本を買う選択を考えてみませんか?

図書館には意外と最新の本もあったりするので、買う前に一度チェックしてみて下さい。

また、キンドルなどの電子書籍を買うのもいいと思います。

ゲーム

ゲームも中古品やダウンロード版のものがたくさんあります。新品を買う前に、中古品やダウンロード版のものを買う選択を考えてみて下さい。

紙(ルーズリーフやメモ帳など)

紙もごみになります。もし紙を買うなら再生紙で作られているものを買いましょう。

メモ書き程度なら、スマホのメモ帳・チラシの裏面を利用しましょう。

洗剤・化粧品・シャンプーなど

詰め替え品があるものは詰め替え品を買いましょう。今は、100%植物性の洗剤や化粧品があるので、詰め替え品を買うだけでなく環境にやさしい商品を買う選択もしたいですね。

エコベールの洗剤はほとんどが100%植物性です。

ウェットティッシュ

コロナ禍で使い捨てのウェットティッシュを使う傾向がありますが、コロナに感染される可能性の低いところ?(家)では掃除などで雑巾やぼろ布を利用したいところです。

また、家の外でもおしぼりを持って行ってウェットティッシュを使う場面でおしぼりを使えたらウェットティッシュの使用を削減できます。

もし、家の外で1日3回ウェットティッシュを使うなら、そのうちの1回はおしぼりを使うとウェットティッシュの削減ができます。

ユニクロ・GU・H&Mなどのファストファッションが盛んな日本ですが、大量の売れ残りや短いサイクルでの使用で増える服のごみが出ています。

私は服のごみを減らすためにユニクロ・GU・H&Mなどのファストファッションのお店で服を買うことを避けています。

長く使えて色々な場面で着られる服を買うようにしています。

服だけでなく、バック・靴・アクセサリーもそうです。

ペーパータオル

コロナ禍なので使い捨てのペーパータオル仕様が勧められるのは分かりますが、ペーパータオルも塵も積もれば山となって大量消費に繋がりゴミが増えるので、コロナが収束したらハンカチを使いたいですね。

ハンカチはバックの中でそこまでかさばらないと思うので、2枚持って行って3回トイレに行くなら2枚はハンカチを使って1枚はペーパータオルを使うとペーパータオルの利用削減に繋がります。

男の人は外出するときにハンカチを持ってない人が大勢いるので、ぜひ1枚は持っていただけたらと思います!

ハンカチも新たに買う必要はありません。写真のスティッチのハンカチは小学生のときから使っています(笑)

チラシ

毎日ポストに入れられる不要なチラシにいらいらすることはありませんか?

どうせ捨てるチラシなら、もらわない選択もできます。ポストにチラシお断りステッカーを張るとチラシの投函が減ります。

 

「ステッカーを張るのはちょっと…」という方はチラシで窓や鍋を拭いてお掃除したりゴミ箱として使えたりするので活用してみて下さい。

https://twitter.com/tonami_citylib/status/1354728457125523462?s=20

 

ホテルの歯ブラシやアメニティ

最近、たくさんのホテルが未使用の歯ブラシやアメニティを廃棄せずに使い回しするようになりました。

1回しか使わない歯ブラシやアメニティを使うのはもったいないですよね。それなら、家から必要な歯ブラシとアメニティを持っていく選択を考えてみて下さい。かさばるようであれば、歯ブラシと歯磨き粉だけでもいいです!自身の物を持参する選択をしましょう。

私はホテルに泊まるときに家からアメニティセットを持参します。

きんちゃく袋の傾向からして私は幼稚園生のときはサンリオにハマってたみたいです(笑)

他にもごみを減らすためにできること

他にもごみを減らすためにできることがたくさんあります!

長く使えるものを買う

何でもリーズナブルな物を買うのではなく、

  • 長く使える
  • 重すぎずコンパクト
  • 使いやすい
  • 環境や動物にやさしい
  • 流行に流されない

ものを買うようにしましょう。

例えばこんなもの↓

  • アクセサリー
  • その他ファッショングッズ
  • 化粧品
  • ゲーム
  • ガジェット品
  • ベビー用品
  • おもちゃ
  • ぬいぐるみ
買うものと買わないものを見極めよう!(無駄遣いを防止)こんにちは。みなさんはお買い物しますか?しますよね(;^ω^)食べ物・日用品・服・靴化粧品やらその他色々なもの。 でもそれって「本当に...

買い物をする回数を減らす・買い物に行くなら必要な物だけを買う

ショッピングセンターに行くと、買う予定の無かったものまでつい買ってしまうことがありますよね。余計な出費につながりますし、それもいつかはごみになります。

なので、買い物をする回数を減らしたり、買い物に行くなら買う物リストを持って行って必要な物だけ買うのがおすすめです。

コンビニやスーパーで惣菜やできあがっている食べ物を買う頻度を減らす

コンビニの食べ物はほとんどの物がプラスチックや紙で包装されていますよね。毎日たくさんの人が利用するコンビニでは包装プラスチックや包装紙が大量に消費されています。

コンビニで買う頻度を減らし、自炊を増やすとごみの量も減ります。おにぎりも自分で作ってみませんか♪

彼氏が作るかわいいおにぎり(笑)↓

プラスチック容器でなく瓶や缶に入っているものを買う

プラスチックよりも瓶や缶のほうがリサイクル率が高いので、プラスチック容器に入っているものより瓶や缶に入っているものを買うようにしてみませんか?

オリーブオイル・ヘアオイル・アロマなど色々なものが瓶や缶に入っているのでお店でチェックしてください。

大島椿のマルチオイルは瓶に入っていますよ。

大島椿のマルチオイル
【大島椿】大島椿のマルチオイルは動物性不使用!他にも動物性不使用の商品をご紹介します。こんにちは!さくら(@Japamericanlife)です。 椿油100%の植物性オイルとされている大島椿のマルチオイルですが、 ...

地域のごみ拾いに参加する or 個人でゴミ拾いをする

たくさんの地域で定期的にゴミ拾いが行われていると思います。月に1回、または参加できるときだけでいいのでゴミ拾いに参加してみませんか?

集まるのがめんどくさいという方は、休日1時間家やアパートの周り・近くの川に行ってゴミ拾いをするのもいいと思います。

川沿いって結構ゴミが落ちているんですよね。

ゴミ拾いは良い運動にもなりますよ♪

いかがでしたでしょうか。「ごみを減らす」ために今日から始められることがたくさんあります。みなさんもできることを実践してみて下さい!

 

ABOUT ME
さくら
20代会社員 | サステイナブル | 旅 | 国際結婚 動物と自然が大好きなフツーの20代会社員です。 インスタで里親探しのリポストをしたことやNetflixのCowspiracyを見たことがきっかけで、動物や自然に興味をもちました。できる範囲でサステイナブル&プラントベース生活しています。 一年間の遠距離を経て、インド系アメリカ人旦那さんと同棲をしたのちに結婚しました。二人でふざけあいながら楽しく暮らしています。
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