国際結婚

【婚姻要件具備証明書】コロナ禍で国際リモート結婚できるの!?(日本人女性×アメリカ人男性日本で結婚編)

こんにちは。本当は外国人パートナーと結婚しようと思っていたのにコロナのせいで延期になっちゃった…という方がたくさんいらっしゃると思います。もちろん、パートナーが日本に来て婚姻書類を提出するというのが1番確実な方法だとは思いますが、事情があって離れていても結婚したいと思う方もいるはず。今回は、パートナーが日本に来ることができなくても結婚することはできるのかということについてお話します。

パートナーが日本にいなくても結婚できるの?

答えは、多分できると思います。

なんでこの曖昧な表現なのかというと、私たちが婚姻届けを提出していないので「できますよ!」と保証することができないからです。私と彼もリモートで結婚するつもりだったのですが、お互いの状況や両親の意見から彼が日本に来てから結婚したほうがいいという結論になりました。ですが、法務省や市役所に確認したところパートナーが日本に来ることができなくても結婚(婚姻届けを提出し受理される)することは可能であるとのことでした。 婚姻届けを受理するかどうかは市区町村によって対応が違うかもしれないので、必ず婚姻書類を提出する市区町村に確認して下さい。

提出する婚姻関係書類について

婚姻書類は提出する市区町村によって違います。参考までに私が住んでいる市では以下の書類を提出する必要がありました。

  • 婚姻届け
  • 戸籍謄本
  • パスポート(原本)
  • 婚姻要件具備証明書(原本+和訳)
  • 出生証明書(原本+和訳)
  • *申出書(市役所の方が作って下さったフォーマットをワードに写してパートナーがサインする)

婚姻届けと戸籍謄本以外に、①本人確認ができる書類(パスポート)②パートナーが独身であることを証明する書類(婚姻要件具備証明書)③パートナーと両親の名前が書いてある書類(出生証明書)が必要だそうです。

私のパートナーはインド系アメリカ人なのですが、

インドで生まれ、アメリカに引っ越し、インド国籍を破棄してアメリカ国籍を取得したので

「アメリカ国籍のみ取得しています」と申告する申出書が必要とのことでした。しかし、私たちで1から作るのではなく、市役所の方がフォーマットを作ってくださったので、私たちはそれを写してワードに打ち込み、彼がサインをしました。

こんな感じです↑

 

  • お相手がアメリカ人の場合はどの州に在住しているかによって提出書類が変わるそうです。
  • 市役所に電話をしたら丁寧に対応して下さったので、分からないことがあれば電話をするか出向いて直接話を聞くのがいいと思います。

 

 

  • ちなみに、「結婚要件具備証明書」と検索すると、日本で結婚されたほとんどの方は在日アメリカ大使館でこの書類を公証(?)したそうなのですが、私のパートナーは在日アメリカ大使館のサイトからこの書類のフォーマットを印刷し、記入してUPS(United Parcel Service,民間の宅配会社?)というところに行って公証(書類にサイン)してもらいました。なので、結婚要件具備証明書は相手国で公証してもらって大丈夫ということになりますね。

 

婚姻届けはどうやって書くのかな?と思う方もいらっしゃると思うので、参考にさせていただいたHPを載せておきます。まことビザオフィスさん:

https://makoto-visa-office.com/marriage_visa/notification1.html

↓こちらから結婚要件具備証明書をダウンロードしました。記入例と和訳もあるので安心です。私は両親と同居している&まだ新居は探していない状態ですので、Local address(日本国内の住所)は私の両親の住所を記入するとのことでした。これも、「絶対にそうです!」と言えないので、市区町村に確認して下さい。

https://japan2.usembassy.gov/pdfs/wwwf7114.pdf

会えないのにどうやって婚姻書類をパートナーに届ける?

私は、Fedex で婚姻関係書類を送りました。

私は初めに郵便局にEMS(国際郵便)で送れるかききました。すると、コロナでアメリカに送るEMSはやってませんが、時間がかかってもいいなら船便がありますとのことでした。大事な書類なので船便で送るのは辞めました。(過去に船便で荷物を送って結局どこかに消えてしまったことがありました)どうしようと困っていたとき、パートナーの彼が

Fedex はどうかな?との提案

調べてみると、アメリカに送れる!婚姻届けも送れる!

さっそく海浜幕張へGO!

受付の方も優しく丁寧に説明してくださいました。その場でアカウントを作り(作らなくても送れます)、ディスカウントで定価よりも安く送ることができました。5000円しなかったと思います。(あやふやですみません)荷物追跡もできるので、HPを開いて追跡番号を入力すると荷物がどこにあるか分かりとても安心しました。土日を挟みましたが、4日しないうちに届きました。速さにびっくりΣ(゚Д゚)Fedex が近くにない方でも、アカウント登録すると家まで配達物を取りに来てくださるようです。(Fedex に行って手続きするより高くなります)

https://www.fedex.com/ja-jp/home.html

送れないものもあるそうですが、婚姻届けは送れました。パスポートも送れるのではないかと思います。ですが、無くしてしまったら自己責任ということになりますね。

まとめ

結論 コロナ禍でパートナーが別の国にいて日本に来ることができなくても結婚することは可能であると思います。(絶対保証はできないです

ただし、

  • 婚姻書類を提出する市区町村によく聞くこと
  • 婚姻書類をそろえること
  • 大事な書類を無くす可能性もあるということ

を踏まえたうえでよく考えて行って下さい。

コロナで国際結婚する予定を延期した方がたくさんいらっしゃると思います。パートナーと一緒に書類を提出した方が確実だとは思いますが、どうしてもという理由がある方は、国際リモート結婚を考えてもいいのではないかと思います。私たちは結婚の時期をずらしましたが、参考までにということで書かせていただきました。最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
さくら
20代会社員 | サステイナブル | 旅 | 国際結婚 動物と自然が大好きなフツーの20代会社員です。 インスタで里親探しのリポストをしたことやNetflixのCowspiracyを見たことがきっかけで、動物や自然に興味をもちました。できる範囲でサステイナブル&プラントベース生活しています。 一年間の遠距離を経て、インド系アメリカ人旦那さんと同棲をしたのちに結婚しました。二人でふざけあいながら楽しく暮らしています。
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